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Assist

Biomeのアシストはユーザのコード品質とDXを向上するためのアクション(またはルール)を提供します。

リンタのルールとは違い、アシストのアクションはエディタやIDE向けであり、プロパティおよびフィールドのソートや二項式の単純化といったものを含みます。アシストには 4つのアクション があります.

アシストのアクションは LSPのコードアクション とよく似たセマンティクスを持ちます。

Biomeのアシストはデフォルトで有効になっています。以下の例では、アシストを有効にした上でアクション useSortKeys を有効にしています:

biome.json
{
"assist": {
"enabled": true,
"actions": {
"source": {
"useSortedKeys": "on"
}
}
}
}

アシストのアクションはエディタに診断結果を表示 しません。しかし、以下の方法があります:

CLIでアシストのアクションを強制する

Section titled “CLIでアシストのアクションを強制する”

アシストのアクションはCLIの check コマンドで強制できます:

Terminal window
npx @biomejs/biome check

しかし、check は複数のツールを一度に実行するためのものであり、アシストのアクションのみを確認したい場合は以下を実行するべきです:

Terminal window
npx @biomejs/biome check --formatter-enabled=false --linter-enabled=false --organize-imports-enabled=false